企業向け中国語研修をリードするGLOVA China

ビジネスコラム|現代中国放大鏡

トップ > 現代中国放大鏡

Last Update:

 第187回 中台関係−その1−連戦訪中

この後連戦は西安での祖母の墓参りと上海訪問を経て、5月3日台湾へ戻りました。
連戦の後を追うように、5月5日、今度は親民党の宋楚瑜主席が中国を訪問、西安・南京・上海・長沙を経て、10日には北京で胡錦濤国家主席と会見し、清華大学での講演では「台湾独立は行き場のない袋小路だ」「親民党は台湾生え抜きの政党だが、“華夏”に対する熱い想い入れがある」と述べました。日本のメディアの宋楚瑜大陸訪問に関する記事は、連戦のそれに対する扱いとは比べものになりませんでしたが、人民日報の扱いはほとんど遜色なく、民進党と連携した親民党の役割を如何に重要視しているかを如実に示しました。
いよいよ大陸側の外交攻勢が台湾を揺さ振り始めました。この続きは次回に。

三瀦先生のコラム